気配 墨田区緑
江戸時代初期に武家地として拓かれた墨田区南部は、早くから区画整理が進められたこともあって、路地的な情景はほとんどありません。明治以降は工場地帯として発展しました。高度成長期、街は工場で働く人たちで賑わい、盆・正月を間近にひかえた錦糸町駅周辺の商店街は、故郷への土産を買い求める人たちで溢れかえり、身動きがとれないほどだったと聞きます。
今、工場の多くはマンションやオフィスに姿を変えてしまいましたが、ふとした加減で往時の気配を感じる瞬間があります。この写真は昨年の秋に撮ったものです。作業帽をかぶった背広姿の老人を目にした途端、遠い時代の風景が垣間見えたような気がして、シャッターをきりました。
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コメント
こちらでは始めてコメントさせていただきます。
「ふとした加減で往時の気配を感じる瞬間があります」と書いていらっしゃいますが、まさに!と思います。そういったレイヤーを重ねて撮っていらっしゃるからこそ、じっと見入りたくなる写真が多いのだろうと思います。
また、LINK欄を見れば、見慣れたブログがチラホラです。なんとなくご近所感覚になってきました。これからも、よろしくお願いいたします。
投稿: masa | 2008年4月20日 (日) 13時26分
masaさん
コメント、ありがとうございます。ようこそおいで下さいました。
masaさんに較べたらまだまだ駆け出しですが、歩けば歩くほど、東京の果てしなさ、奥の深さを思い知らされます。いつまで続けられるか分かりませんが、メディアがあまりとりあげない街を中心に、できるだけ多くの情景を記録したいと思っていますので、こちらこそよろしくお願いいたします。
投稿: Rambler5439 | 2008年4月20日 (日) 16時51分