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2008年2月21日 (木)

細密ジオラマ的世界#2 中野区中央

Imgp7680 都市計画や建築を志す人たちは、高邁な(口の悪い人に言わせれば"独りよがりの")計画論や意匠論を学ぶ以前に、路地や商店街、農山村・漁村といった現場を歩きまわり、"暮らしとは何か"、あるいは"人が生まれ育ち、次の世代へと命をリレーしてゆくためには何が必要なのか"という点について、徹底的に考えたほうがいいのではないか。都心部や臨海部などで進められている大規模都市開発の現場を見るたびに、そんな想いにとらわれます。
pnc写真倶楽部通信 も更新しました。ぜひご覧ください。
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中野区-2」カテゴリの記事

コメント

ひしめき合う街並を自分が再開発した高層マンションの窓から見下ろし、災害時の火災から守るために私がさらなる再開発を推し進めたいと、ゆるぎなき信念のもと決意しているある若きデベロッパーを賞賛する番組を見たとき、傲慢な考えだと感じたのを思い出しました。確かに火災の心配はありますが、その対策が再開発マンション林立しか念頭にない不動産デベロッパーの地域、文化とかに全く考えの及ばない目で見下ろしている姿そしてそれを善として放送するTVの浅はかさ、これが今の日本なのでしょう。あと20年もすればさらにこれらに疑問を持つ人々は少なくなるでしょう。そういう風景とかに懐かしさを感じる人間も少なくなるのかなと思いますが。高齢化と災害対策という問題は都会の難題ではありますがその対策が地域、文化とかがはじかれた形で推し進められるのでしょうか。

投稿: benta | 2008年2月21日 (木) 13時16分

bentaさん
いつもコメントをありがとうございます。

いずれは襲ってくる震災に備えることは重要なことですが、それが即"高層化・スーパーブロック化"ということにはならないと思っています。
かつて一緒に仕事をした建築家は、「日本の都市開発の最大の問題点は、デザイン密度が呆れるほど低いことだ」と自嘲的に話していました。また、目先の事業性が重視されすぎるため、オフィスや商業施設に比較して、良好な住宅ストックが形成されないとも嘆いていました。
いずれ超高齢化社会が現実のものになったときに、われわれは都市に復讐されることになるかもしれませんね。

ここ数日で東京はようやく春めいてきましたが、北海道はまだまだ寒い盛りなのでしょうね。風邪などひきませんよう、どうぞご自愛ください。

投稿: Rambler5439 | 2008年2月21日 (木) 18時54分

狭い日本、上に伸ばす以外にないのでしょうか?
田舎に住んでるとイマイチ実感がわきませんが、
あまり高いところには住みたくないっす。
イワツバメじゃあるまいし(苦笑)

投稿: 豊山 | 2008年2月21日 (木) 20時08分

ゆっくりと構築されてきた地域のコミュニティがモータリゼーションによって、もしくは再開発によって失われつつありますね。
これから車中心の街が出来る郊外、
高密度で特定の客を相手にする都会、
はたして今後を見通しながら作られているのか疑問であります。
発展(?)の果て、その答えは自ずから知ることになりそうですね。

投稿: korotyan | 2008年2月21日 (木) 23時06分

豊山さん
バベルの塔という教訓があるというのに、なぜ高い所に行きたがるのか、オイラも理解できません。先日、K20Dのサンプルでドバイの超高層建築群を見て、いつかバチがあたるぞと思いました。あと、高い所が好きなら山に登ればいいのにとツッコミたくなるのは、田舎生まれのせいなんでしょうね。

投稿: Rambler5439 | 2008年2月22日 (金) 11時15分

korotyanさん
アメリカ社会を腐食させた元凶が産軍複合体だとすれば、日本社会のそれは政官と連合したゼネコンやディベロッパーではないかと思っています。20年近く前、格式のある某会員制社交クラブに呼び出され、銀行、ディベロッパー、ゼネコンの皆さんから、ある計画の事業目論見書を修正(ねつ造)するよう迫られた経験のあるオイラの実感です。
ちなみに、その時「あなたがたは社会のクズだ」(若かったこともあって、この通り言いました^_^; )と言って拒否し一騒動を巻き起こしたオイラは、その後、タップリいじめられました。

投稿: Rambler5439 | 2008年2月22日 (金) 11時32分

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