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2007年10月10日 (水)

港の朝(3)

昔、漁港に行くためには、昼なお暗い素掘りのトンネルを抜けなければならず、幼い子供たちにとっては大冒険でした。それでも夏になると、絵の具箱と写生板を小脇に抱え、船を描きに出掛けたものです。写生に飽きたら泳ぎ、磯でウニを採りました。ムラサキウニを採ると怒られましたが、「ガゼ」と呼ばれるバフンウニは採り放題。今となっては信じがたいことですが、ガゼにはほとんど商品価値がなかったのです。
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阿武隈高地」カテゴリの記事

コメント

1枚目、サビすぎていてわかりませんでした。
でも船はどちらもキレイにペイントされていて
漁師さんの活躍ぶりがうかがえますね。
こんな街で過ごしたなんて素適ですね。

投稿: readymade_ayu | 2007年10月10日 (水) 09時05分

readymade_ayuさん
かつて、この写真に写っている場所は天然の入江で、おそろしいくらい蒼く澄んだ水をたたえていました。ぼくが大学を卒業した30年前ごろ避難港の整備が始まり、併せて新しい漁港も整備されました。したがって、かつてガゼを採った磯は跡形もありません。誰もが貧乏に喘いでいるような町でしたが、海や田園風景は喩えようもなく美しい土地でした。
今後は定期的に帰省し、海辺や山間の風景を撮りたいと思っています。故郷シリーズ、お互いに頑張りましょう。

投稿: Rambleer5439 | 2007年10月10日 (水) 14時24分

やはり一枚目が気に入ってます、それと全体のトーンがたまらなく好きです、今日 表参道で写真展を観てきたのですがこの作品と同じ様なトーンで”こうでなければいけないのだな”とつくづく思いました、自分のも勉強して少しづつ近ずけたいと思ってます。

投稿: henronin | 2007年10月10日 (水) 16時51分

遍路人さん
少し前まではコントラストとシャープネスを強めにしていたのですが、銀塩で撮られた写真集を見ているうちに、自分の写真が"塗り絵"のように感じるようになりました。いま、出撃を控えて、これまでに撮ったファイルを再現像しているところです。現像・加工の世界も奥が深いですね。

投稿: Rambleer5439 | 2007年10月11日 (木) 07時20分

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