« 東上野3丁目の夕暮れ | トップページ | 笑顔のこぼれる街角 »

2006年10月25日 (水)

ときわ荘界隈

"ときわ荘"といえば手塚治虫を筆頭に多くの漫画家が入居していた椎名町のアパートが有名ですが、こちらの"ときわ荘"は青梅街道から50メートルほど入った、西新宿8丁目がまだ"柏木"という町名で呼ばれていた頃の面影を色濃くのこす一画に建っています。昨年の冬に初めて見かけたとき、入り口にゼネコンのステッカーが貼ってあったので、ここも間もなく再開発か、と落胆したものです。ところが先日、アパートの玄関でファインダーを覗いていたところ、やたらに元気で人好きのするオッサンが登場し「あんた、うちのアパート撮ってんのか」と訊いてきます。頷いて応え、再開発で取り壊される前に記録しておこうと思っている旨を伝えると、爆笑が返ってきました。「俺は人夫の手配師やってんだ。三井住友建設は取引先でよお、だから入り口に貼っただけで、今んところ家主さんから再開発話なんか聞いてねえよ」とのこと。ホレボレするほど堂々たるアパート、"ときわ荘"。今回は玄関だけですが、近いうちに全容をご紹介したいと思います。
(サムネイルをクリックすると拡大画像をご覧いただけます)

Imgp6198_1
ISO200、1/100、絞り不明、-1.0EV、50mm、RAW
(新宿区西新宿8丁目/ときわ荘の入り口の一つ)


 



Imgp6203
ISO200、1/50、絞り不明、-1.0EV、50mm、RAW
(同上/ときわ荘の近くにあるアパート入り口。この界隈には古いけれども素敵な佇まいのアパートや戸建て住宅が連なっています)



Imgp6200

ISO200、1/100、絞り不明、-0.3EV、50mm、RAW
(同上)

 




[2006年10月25日の散歩]
お休み

PENTAX PEOPLE に参加しています !!

|

« 東上野3丁目の夕暮れ | トップページ | 笑顔のこぼれる街角 »

新宿区」カテゴリの記事

コメント

年期の入った石柱にどこか懐かしい建具に木の塀など私が好きな昭和の匂いがする風情がたくさんある様でワクワクします。
ときわ荘の全容楽しみです。

以前訪れた白山、百人町にもすばらしいモダンなアパートがありました。取り壊される前に中(2階とか借間、炊事場など)を是非見ておきたいです。
撮影するのにどうすれば一番良いのかよくわかりません。
大家さんや住民に知り合いがいたらいいんですがなかなか難しいです。

投稿: aoi_color | 2006年10月25日 (水) 22時38分

>aoi_colorさん
こんばんは。
"ときわ荘"のある通り沿いのアパートには、なぜか立派な門柱が立っています。手配師をしているオッサンによれば、大家さんは西新宿に何万坪もの土地を持っいる大地主とのことなので、あるいは全て同じ大家さんのものなのかもしれません。
「中(2階とか借間、炊事場など)を是非見ておきたい」という気持ち、痛いほど分かります。aoi_colorさんが同潤会三ノ輪アパート内部を撮ったものを見たときには、羨ましくて羨ましくて仕方がありませんでした。前々から惹きつけられているアパートが阿佐ヶ谷にあります。いつ取り壊されても不思議じゃないような雰囲気が漂いはじめているので、近々、住んでらっしゃる方、もしくは大家さんに頼んで内部(部屋の中は無理でも共用の玄関や廊下、台所、階段など)を撮らしてもらおうと思っています。

投稿: Rambler5439 | 2006年10月25日 (水) 23時01分

凄いなあ、まだあるんですか、トキワ荘。
2枚目を拝見すると、解体されるのは織り込み済みで、ひとときの解放区を楽しみながら住んでいる“確信犯的”な住民もいるように思えます。どうなんでしょうか。
手配師のオッサン、ちょっといい味出してますね。出来れば、オッサンも写り込んだ住居内写真を拝見したいもんです。

投稿: マフィンマン | 2006年10月26日 (木) 07時05分

>マフィンマンさん
手配師のオッサンは、話し終えると1枚目に写っている自転車で急いで出掛けていきました。こんど見かけたら内部も写させてもらいます。けっこうな奥行きで、明かりとりの中庭的なスペースがあるようも見えました。

投稿: Rambler5439 | 2006年10月26日 (木) 08時35分

ちょっぴりノスタルジックなおうちは、魅力ありますね。
わたしも見つけると嬉しくなってちょっぴりあやしい動きをしてしまいます。
小窓の感じとか、ドアにちいさな四角い覗き窓とか、アーチ型の玄関とかね。もちろんそんなお宅は門の柱に明かりが灯ってるわ。

でも、実際住むとなると薄暗いでしょうね。
明るいお家に慣れてしまうと、もうもとには戻れないように
住むことは難しいでしょうね^^

投稿: チェルシー | 2006年10月26日 (木) 20時47分

>チェルシーさん
昔、明治時代の初めに建てられた蔵の屋根裏部屋で、1年ほど暮らしたことがあります。20畳ほどの部屋に30cm角の窓が一つだけ。日中でも薄暗くて電灯を点けていなければならず、とても快適とは言い難い環境でした。が、本を読んだり考え事に耽ったりするには、うってつけの場所だったようにも思います。

投稿: Rambler5439 | 2006年10月26日 (木) 22時57分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東上野3丁目の夕暮れ | トップページ | 笑顔のこぼれる街角 »