« 笑顔のこぼれる街角 | トップページ | キクヤ »

2006年10月27日 (金)

遭難記念日

松茸狩りに出掛けた母が初霜のおりた山中に一泊し延べ800人による大捜索の網をかいくぐって自力下山してから、今日でちょうど2年になります。iBookをつかって「山が好きだった母ですので、ある意味では本望だったかもしれません」という報道陣向けコメント文まで用意していたぼくに向かって、「お前のような出来損ないを残して先に逝ったら、××さん(ぼくの連れ合いの名前)に申し訳が立たないんで、ラジオ体操をして寒さをしのいだ」という母は、84になった今もピンピンしています。そんなわけで今日は、遭難一周年記念日に撮った故郷の風景をご紹介します。
(サムネイルをクリックすると拡大画像をご覧いただけます)

Imgp0128 ISO400、1/125、f4.0、-0.3EV、24mm、JPEG
(南東北の小さな町で)






Imgp0143
ISO400、1/100、f8.0、-0.7EV、26mm、JPEG
(同上)





Imgp0073_1
ISO400、1/30、f8.0、+0.3EV、24mm、JPEG
(同上)





[2006年10月27日の散歩]
下北沢駅周辺。所要時間2時間。

PENTAX PEOPLE に参加しています !!

|

« 笑顔のこぼれる街角 | トップページ | キクヤ »

阿武隈高地」カテゴリの記事

コメント

おふくろ様、天晴れですね。自力下山というのがスゴいです。800人という捜索隊の人数も、今考えると、縁起のいい数字でしたね。
で、肝心の松茸は収穫できたのでしょうか。

投稿: マフィンマン | 2006年10月27日 (金) 22時21分

>マフィンマンさん
十二指腸癌と卵巣癌を克服した大正女はとてもパワフルで、自力下山したのち自ら捜索にあってくれた警察の地域課や市役所の支所、消防団などに挨拶回りをしたのでした。で、肝心の松茸ですが、松茸こそ1本も採れませんでしたが、その他のキノコを籠一杯持ち帰りました。もっとも、それを見た姉が激怒「世間様をこれだけ騒がせておきながら、お母さん、どういう了見なの!!」と泣きながら踏みつぶしていました。

投稿: Rambler5439 | 2006年10月27日 (金) 22時47分

2年前は大変な日だったのですね。
お母様も凄いと思いますが、激怒したお姉様の気持ちもよくわかります。

こんどお母様のスナップをみてみたいですね。

投稿: むろんた | 2006年10月28日 (土) 04時07分

そんな事があったんですか。びっくりです(**)
一枚目の写眞に写る老木、樹海をイメージする深々とした雰囲気が漂います。

投稿: あおい | 2006年10月28日 (土) 05時57分

当時は大変だったのでしょうが、籠いっぱいのキノコを持ち帰るお袋様は、やっぱり天晴れですねえ。お見それいたしました。
こう言っては失礼かもしれませんが、Rambler5439さんのRamblingぶりはお袋様譲りとお見受けしました。母は山、息子は街と、行き先は違えど、そこにはRamblingのDNAが確実に継承されていますよ。

でも、お姉様のお気持ちも分かります。
大変でしたね。

投稿: マフィンマン | 2006年10月28日 (土) 07時22分

>むろんたさん
母はタフな女であるにもかかわらず、ぼくがカメラを向けると表情を硬くしてしまいます。何とかリラックスさせようと冗談を言うと、怒り出す始末。なかなかむろんたさんのようにはいきません。でも、母方の伯母と叔父(母を松茸狩りに誘った責任を感じ、「万一の場合には死んで詫びるつもりだった」人です)の笑顔を撮った写真は、出身県主催の写真コンテスト(地域の宝を写した写真を公募したもの)に入選し、10000円いただきました。

投稿: Rambler5439 | 2006年10月28日 (土) 09時00分

>あおいさん
故郷は阿武隈高地からのびた支脈に三方を囲まれ、残る一方が太平洋という小さな町です。1枚目の老木はたぶん海岸に漂着したのを運んだのだと思います。背後に写っているのは阿武隈高地の支脈。脱穀した籾殻を焼く煙が低くたなびいているところを撮りました。コントラストが大きくて空が完全に白トビしてしまいました。

投稿: Rambler5439 | 2006年10月28日 (土) 09時06分

>マフィンマンさん
兄弟の中で母の山歩きに付き合っていたのは、幼い頃からぼくでした。(にもかかわらす、二回も勘当しやがって!!) 社会人になって山岳会に入ったのも、たぶんその影響だと思います。
姉は亡くなった父に似てとても穏やかな性格の人間なのですが、この時ばかりは怒り狂っていました。あとで聞いたところでは、松茸狩りに誘った叔父(母の弟)に対し「けっして許しません」と言っていたそうです。

投稿: Rambler5439 | 2006年10月28日 (土) 09時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 笑顔のこぼれる街角 | トップページ | キクヤ »