昭和が息づく街
台東区の台東や浅草橋、小島、鳥越、東上野あたりを歩いていると、昭和、つまり贅沢は出来なかったが穏やかな暮らしがあった時代、人々の表情がもっと柔和だった時代が、そのまま瞬間冷凍されたかのような一画に遭遇することがあります。そこで出会う人たちは、やはり柔和な表情をしているのでした。
(サムネイルをクリックすると拡大画像をご覧いただけます)
ISO200、1/60、絞り不明、-1.3EV、50mm、RAW
(台東区台東4丁目)
ISO200、1/1250、絞り不明、-0.3EV、50mm、RAW
(同上)
ISO200、1/800、絞り不明、-1.0EV、50mm、RAW
(同上)
[2006年10月19日の散歩]
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コメント
雨上がりですか。雨どいにぶら下がった幾つかの傘が、住民たちの表情まで伝えてくれそうです。しかも、リズミカルで楽しいですね。
2枚目は、家屋の向こう側まで見通す陰影が何とも言えず美しいですね。こちらは、家の中の匂いまで伝えてくれます。
投稿: マフィンマン | 2006年10月19日 (木) 21時56分
>マフィンマンさん
こんばんは。
1枚目ははじめ反対側から撮ったのですが、どうしても白トビしてしまうので、グルッと一回りして(人の気配が濃厚で路地を通り抜けるのは失礼のように思ったものですから)撮り直しました。
台東2丁目から4丁目にかけては、懐かしい風景がいたるところにあって、楽しくなります。現役の路地も多いのでお薦めです。
投稿: Rambler5439 | 2006年10月19日 (木) 22時18分
一枚目の路地 やはり路地と言うからにはこのくらいの広さが無いとダメですね路地として機能しません、それにしてもマンホールの多い事、それだけ多くの方が生活し路地が機能してるのでしょうね。
投稿: 遍路人 | 2006年10月20日 (金) 18時06分
>遍路人さん
この路地に出くわしたとき、最初に思い浮かべたのは、ドリフの"八時だよ全員集合"によく登場していたアパートのセットでした。こういう所で、世話好きの隣人たちに囲まれて暮らすのもいいもんでしょうね。
投稿: Rambler5439 | 2006年10月20日 (金) 22時06分
こんにちは。
写真はまさに昭和の建物ですね。
「八時だよ・・」と共に懐かしいです。
毎週楽しみにみてました。
失礼ながら、あれは最後にクシャミで壁が倒れるのですね。
投稿: むろんた | 2006年10月21日 (土) 12時00分
穏やかで柔和で隣近所で助け合っていた暮らしが自分の記憶の中でも薄れ掛けてゆく時に(マンション住まいですので)、こちらへ伺ってお写真を拝見すると、そういったものの美しさを再発見するような気持ちになります。
投稿: sunrise | 2006年10月21日 (土) 21時32分
>むろんたさん
コメントをありがとうございます。
昨日、風邪をおして東部戦線に出撃した無理がたたったのか、夕方に帰宅した直後から猛烈な発熱に見舞われ、返事が遅れてしまいました。申し訳ありません。
肉体的にはハードな一日でしたが、新しい発見や出会いもあって、充実した一日になりました。後日、ブロクでご紹介したいと考えています。
>sunriseさん
街や集合住宅にとって最も大切なものはコミュニケーション機能なのではないか。東京を歩き続けているうちに、そう確信するようになりました。昨日も路地裏で世間話にうち興じているお婆ちゃんたちと出会ったのですが、善福寺界隈で見かける同世代のご婦人たちよりも幸せそうに見えました。偏見かもしれませんけど(笑)。コメント、ありがとうございました。
投稿: Rambler5439 | 2006年10月22日 (日) 08時27分