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2006年2月17日 (金)

電動機とフォークリフト

日本の産業革命が本格的に進行した明治期後半から大正期は、電気事業が急速に発展した時代でもありました。このことは日本の産業構造を特徴づけることにもなりました。つまり欧米では設置や運転に多大の費用と労力を要する蒸気機関の時代が100年ほど続き、その過程で中小企業は淘汰されていったのですが、日本の産業革命期には実用的な交流電動機が存在したため、中小企業どころか家内工業までが存続しうる結果となったのです。その影響は、たぶん都市の形態にも及んでいます。
今日の散歩道は、以前にも紹介した神楽坂(早稲田通り)と神田川に挟まれた一帯。大手印刷会社の工場などを取り囲むように関連企業が集積しており、小径を歩いていると、輪転機や裁断機などのリズミカルな音が耳に飛び込んできます。工場が住宅を兼ねる家内工業も多く、軒先や路地裏にとまっているフォークリフトの姿を、いたるところで目にします。雑然としてはいるが清潔で、なおかつ暮らしている人たちの温かみが伝わってくる街です。

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JPEG、ISO200、シャッター1/200、絞りf8.0、露出補正-1.3、焦点距離32mm









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JPEG、ISO200、シャッター1/160、絞りf9.0、露出補正-0.7、焦点距離55mm








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JPEG、ISO400、シャッター1/125、絞りf10.0、露出補正0.0、焦点距離24mm



Kandagawa_58
JPEG、ISO400、シャッター1/100、絞りf10.0、露出補正-0.3、焦点距離24mm









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JPEG、ISO200、シャッター1/250、絞りf7.1、露出補正-1.3、焦点距離20mm
(FA20mm/f2.8を使用)

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コメント

交流電動機が日本の平等を広げた、ということですね。蒸気機関の時代を知らないということが結果的に資本の蓄積を阻んだ、ということなのでしょうか?

投稿: miyajee | 2006年2月19日 (日) 08時11分

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