« 私は月には行かないだろう | トップページ | 文化国家 »

2006年2月27日 (月)

31年ぶりの立ち読み

かつて中央線沿線の雀荘に入りびたっていた時期があります。とくに高円寺駅北口にあった店には足繁く通いました。陽が傾いたのを見計らって出撃し、会社帰りのサラリーマンたちを相手に徹マン。朝、東西線高田馬場駅にほど近い木造3階建ての下宿屋に帰還する、というのがお定まりの日課でした。
今日、31年ぶりに高円寺駅の北側を歩きました。馴染みの雀荘はビルもろとも消え失せてしまっていましたが、なんの感慨も湧いてきませんでした。しかし社会科学・人文科学系の古書が専門の「都丸書店」が昔と同じたたずまいで営業を続けているのを目にした途端、宙ぶらりんであることからくる漠とした不安や、ふわふわした解放感、あるいは根拠のない馬鹿げた自負といったものをもて余していた当時の精神状態が甦ってきました。まだ20歳で、いつかは「アントワーヌ・ブロワイエ」のような物語を書きたい--それが唯一の望みだった頃のことです。
ということで、高円寺界隈で拾った光景を3枚。

(サムネイルをクリックすると拡大画像がご覧いただけます)

_1443_1
ISO800、シャッター1/160、絞りf3.2、露出補正+0.3、焦点距離24mm





_1445_1
ISO1600、シャッター1/40、絞りf5.0、露出補正0.0、焦点距離39mm





_1420
ISO400、シャッター1/125、絞りf14.0、露出補正+0.3、焦点距離45mm

|

« 私は月には行かないだろう | トップページ | 文化国家 »

杉並区」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/46627/864925

この記事へのトラックバック一覧です: 31年ぶりの立ち読み:

« 私は月には行かないだろう | トップページ | 文化国家 »